【寸劇・・・というよりエピソード?】
>>254
ミュウ「6年前、家族で街から里へ帰ってくる途中で事故に遭ったらしくて 通りすがりのハンターらしき人に助けて貰ったの」
リース「遭ったらしく、っていうのが 意味わかんないんだけど」
ミュウ「うん・・・それが記憶が曖昧なんだよね υ
うろ覚えっていうか、そもそも事故だったのか 何かに襲われたのか それすらわかんないの」
シエラザード「あー、事故のショックで記憶を失ってしまったのね」
ミュウ「気がついた時は里の診療所の中だったの。
何が起こったのか全くわからなかったから その場にいた人達から聞いたんだ。
事故にあったみたいで駆けつけた時には両親もいなかったって」
リース「あれ?
その うろ覚えのハンターらしき人は?」
ミュウ「そのー・・・実はそのハンターらしき人も本当にいたのかどうかわかんない υ
でもなんか・・・白い・・・風みたいな何かが目の前を横切っていって それで誰かが何か叫んでいるの。
逃げろって。
それでアタシ怯えて逃げるんだけど、逃げる途中で思わず振り返ったんだけど、その人の背中に斬られたような大きな傷がついていて血で真っ赤に染まっていて・・・。
で、その後からの記憶がない」
シエラザード「白い何かと助けてくれたハンターらしき人物・・・。
うーん、ひょっとして事故じゃなくてモンスターに襲われた?
でも その白いのが何なのかわからないわね」
ミュウ「フゲンさんとか みんなが言うには、そんな白い何かも ハンターらしき人も見当たらなかったって。
お父さんもお母さんも行方不明。
だから多分事故だろうって。
記憶がゴチャゴチャになってて そういう事があったんじゃないかって思い込んでるだけかも υ 」
ー続くー
ハンペン◆6mdsgBI/fgWw (2021/06/19 Sat 00:05:54) ID:yZjYyY2RhZDV SmartPhone